HPを作りたいけど、どれくらいの期間が必要なんだろう…?
制作を依頼したら、2ヶ月かかるといわれた…なぜそんなにかかるの?

この記事では、そんな疑問にお答えするため、主にHPの製作過程と期間に焦点をあててご紹介していきます!
HPを制作するまでの過程
まずはHPを制作する際、一般的なHP制作の流れをご紹介します。
制作しなければならない内容やボリュームによって細かな流れは異なると思いますが、大まかな流れとしては以下の様な感じになります。
- ヒアリング
- 全体構成の企画や設計
- デザインの提案
- 構築
- 公開
1:ヒアリング
クライアントと依頼先がヒアリングを通じて、HPの目的やターゲットにしたい層、ページ内の機能やデザイン等、HP全体の方向性などを明確にします。
また、この時に予算や納期といったものも決定されます。
ヒアリングでは、事前に計画書や要件定義書など、HP制作の詳細をまとめた資料を用意し、HP制作に関わる人が理解し合えるようにしておくことが大切です。
2:構成の企画や設計
ヒアリングの際、大まかな全体像が決まったら改めて要点を抑えます。
会社の概要や提供しているサービスの詳細、問い合わせ用のフォームやアピールしたいことなどを明確にして全体的な構成を洗い出していきます。
3:デザインの提案
全体の構成や必要な機能等の詳細が決まったら、実際にHPで表示されるデザインを提案・決定します。
この時に、ページ全体の色や文字の書体といった外観の制作や、ユーザーの導線を考えたレイアウト設計を行っていきます。
制作を依頼する側は、どんなHPにしたいかをイメージできるものを予め用意しておくと話がスムーズに進みます。
実際に存在するHPの良い所、HPデザインの参考ギャラリーを使ってイメージ合うデザインをいくつかまとめておく等、複数の参考資料があれば制作側もデザインをイメージしやすくなります。
また、実際に上がってきたデザインを見て、やっぱりここはこうしたい…など修正が発生してくるでしょう。
何度も修正を繰り返していると、その分制作期間が後ろ倒しになったり、公開予定日に間に合わないといった事態もありえます。
なので、修正を依頼する際は小出しにするのではなく、なるべく修正箇所をまとめて具体的に指示すると、制作がスムーズに進みます。
4:構築
デザイン案から全体の構成が決定したら、HPの構築を行います。
制作中の注意点は、必ず小まめな連絡や要所要所で進捗の確認を行いましょう。
もしもすべてが完成した状態で納品されて、そこから修正などをしなければならないとなれば、公開予定日など全てのスケジュールを大幅調整しなければならなくなってしまいます。
また、完成した後の運用方法や定期的な更新の必要性の有無、その他、セキュリティ対策等の対策についてもしっかりと確認しておきましょう。
HPの制作期間はどのくらい必要?
上記を踏まえて、HPを制作するにはどれぐらいの期間が必要なのか、解説していきます。
前提として、制作する内容やボリュームや依頼先などによって異なります。
なお、以下で紹介していくのは、あくまでも目安ですので、参考程度に捉えていただければと思います。
ヒアリング期間
HP制作の過程でも触れていますが、まず最初に行うのがクライアントとのヒアリングです。
このヒアリングでは、少なく見積もっても3〜5日、最長で1週間〜10日前後かかると思って下さい。
より良いHPを制作するためには、ヒアリングを通じて納得のいく内容を提示し合っていくことが重要です。
構成・企画、それらの設計
ヒアリングで全体の要点が決まったら、次は細かな構成を企画して実際に設計していく準備期間です。
およそではありますが、この期間では2〜3週間程度が必要と思っておきましょう。
もちろん、特定サービスの紹介のみの1ページ程度の構成のようなボリュームが少ないものであればもう少し期間は短くなります。
デザイン案と決定
HPのデザインを決めるまでの期間です。
こちらも、サイトのボリュームによって大きく前後しますが、一般的なコーポレートサイトであれば2週間~1ヶ月程度です。
構築
上記の準備が整ったら、後はHPの構築を行い公開に向けて調整をしていくだけですが、やはりボリュームによって要する期間が異なります。
以下は、3種類の内容による一般的な政策期間の目安まとめになります。
- ランディングページ(LP):1~2週間
- コーポレートサイト:1~2ヵ月
- ECサイト:1~2ヵ月
上記の様に、ランディングページのようなボリュームが少なく簡素にまとめられたHPなら、要する期間は短いですし、コーポレートサイトやECサイトのようなボリュームが多いHPの制作であればその分要する期間も長くなります。
すべての項目にかかる期間をまとめると、短期間で制作できるものであれば「1ヶ月~2ヵ月」程度、長期間必要なサイトであれば「2ヵ月~6ヶ月」程度の期間がかかる見込みになります。
当然ながら、制作過程の中で、ヒアリング段階から思いのほか時間がかかったり、制作途中で大きな修正・変更が行われるなどがあればその分だけ時間をとられてしまいます。
少しでもスムーズなやり取りや依頼・制作をするためにも、HPの制作には全体を通して余裕を持つことがとても大切です。
HP制作の納期に関する注意点
HPの制作期間に関する情報をご紹介していきましたが、ここでは納期について触れていこうと思います。
納期日は明確かつ余裕を持つ
HPの公開日時がある程度決まっていれば、公開の1週間前、最低でも3日前には公開準備ができている状態にしてもらうと余裕を持って公開することができます。
これは、細かいブラッシュアップや、余裕を持って最終チェックをするということを前提にした時の納期日になります。
逆に、公開日の詳細は決まっておらず、出来上がり次第公開するなどの場合は、納期日だけは明確にしておき、期日を守れるように報告や確認を行うようにして下さい。
HPサイト依頼時の注意点
最後に、WebサイトやHPの制作を依頼する際の注意点をご紹介します。
依頼前~依頼後の注意点
依頼前
Webサイトの制作を依頼する際は、「予算」「依頼先の選定」「伝えるべき情報の明確化」「納期」、これらに気を付けて下さい。
依頼先を選ぶ時は、作りたいサイトの大まかなイメージに対して、それらに似た制作実績がある会社や、依頼内容が予算内に収まるのかを調べましょう。
依頼先が決まったら、作りたいサイトの目的やターゲット、全体のイメージから細かなデザインイメージなどをしっかりとまとめて下さい。
予めサイトの完成イメージがあるとヒアリングも円滑に進みますし、制作着手までの時間も短縮できます。
なお、完成後のアフターケア(管理・セキュリティ・更新等々)についてもヒアリングの段階、または依頼先を選ぶ際に確認しておくようにして下さい。
依頼後
無事に制作に取り掛かることができたら、その後はとにかく小まめな連絡、確認を怠らないようにしましょう。
依頼先にも定期的な進捗状況の共有をお願いすると良いでしょう。
少しでもスムーズに完成させるためには、製作者側との小まめな連絡は必須です。
また、クライアント側は必要情報の共有や素材の提供が求められますので、早く制作を進めるためには迅速に用意して共有することも大切です。
まとめ
失敗をしないためのWebサイト作りや、HP制作の依頼は、「制作過程の事前準備」と「クライアント側と制作側の協力」がとても重要です。



どんなに短くても制作期間には1ヶ月以上かかることが一般的なため、事前に準備できるものはしっかりと用意して、余裕を持った依頼をすることが双方にとって非常に大切です。
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